
行きたくない人
クラスで孤立していて、学校に行くのがつらい…
親には「甘えるな」と怒られてしまう
自分のつらさを誰もわかってくれない
今回は、「学校を休むことって、そんなに悪いことなの?」というテーマで記事を書きました。

たかちゃん
ADHD×ASD歴12年。30代会社員。現在は障害者雇用として大手IT企業の採用担当をしています。本ブログでは、これまで私が経験した失敗や挫折を、同じ障害や悩みを抱える方へ向けて発信しています。野球・音楽・旅行が生きがい。人生を笑顔で過ごすをモットーに日々奮闘中です!
私は、小・中・高と不登校を経験してきました。
特に学校から足が遠のいた期間が長かったのは、高校生のときです。
当時の私は、学校へ行くふりをしてゲームセンターや映画館で時間を潰し、
家に帰ると両親に怒られる日々を繰り返していました。
そのとき、ずっと心の中で思っていたことがあります。
「大人は、なぜここまで学校に行かないことを怒るんだろう?」
大人になった今だからこそ、その答えがわかるようになりました。
この記事では、親が怒る本当の理由と、つらい気持ちを親に伝えるためのヒントを、不登校経験者としてお伝えします。
学校を休みたいのに親に許してもらえず、心に霧がかかったように苦しいと感じているあなたに、少しでも届けば幸いです。
ぜひ、最後までお読みください。

学校を休みたいと言うと親が怒る…その本当の理由とは?

行きたくない人
どうして怒るの?本当は助けてほしいのに…
私も当時、まったく同じ気持ちを抱えていました。
どんな親であっても、子供にとって親には自分の味方でいてほしいと思うのは自然なことです。
「学校に行きたくない」というのは、子供からのSOSのサインです。
では、なぜ親はそのサインを受け止めてくれないのでしょうか。
私が大人になって気づいたのは、親には大きく分けて2つの本音があるということです。
- 不登校の経験がないため、子供の気持ちが想像できない
- 自分が苦労した経験から、子供には同じ思いをさせたくない
それぞれについて、もう少し詳しく説明します。
①不登校の経験がない親には、子供の気持ちが想像しにくい
親自身が「学校に行きたくない」と感じた経験がない場合、
子供がなぜそこまで苦しんでいるのかを理解することが難しいという前提があります。
自分が経験していない苦しさには、どうしても寄り添いにくいのが人間の性質です。
理解できないからこそ、「怒る」という感情で対応し、言葉を並べて子供に押しつける行動になってしまいます。
私も当時は、そんな親の言葉に反発するばかりでした。
しかしこれは、親が意地悪なのではなく、想像力の限界からくる言動である場合が多いと、
今では思っています。
ものごとを自分なりに考えられる年齢になれば、
根拠のない「行きなさい」という言葉が押しつけに感じるのも、無理のないことです。
②過去に苦労した経験がある親ほど、子供に同じ思いをさせたくない
多くの大人は、社会人になってから学校に通い続けることの意味を痛感します。
「なぜ勉強しないといけないのか」
「なぜ人間関係を学ぶ必要があるのか」
これらの答えは、社会に出てはじめてリアルに感じるものです。
親自身が学生時代や社会人生活でつらい経験をしている場合、
「自分と同じ苦労を子供にはさせたくない」という想いから、登校を強く促すことがあります。
“今の辛さよりも、学校へ行かずに社会に出たあとのほうがもっと辛い”
これが、「我慢して行きなさい」という言葉の裏にある親の本音です。
とはいえ、子供の立場からすると、
まだ見えない将来より、今この瞬間のつらさのほうがずっとリアルに感じられます。
「今の辛さから解放されたい」という気持ちは、決して間違ってはいません。

親に自分のつらさを理解してもらうための2つのアプローチ
不登校だった当時の私がもっとも不安だったのは、
「信頼できる大人が誰もいない」という孤独感でした。
“大人は誰も、自分のことをわかってくれない”
この感覚を強く抱えていましたが、ただ抱えているだけでは、何も変わりませんでした。
そこで私が実際に試みた行動を、2つご紹介します。
①「つらい」と声に出してみる
これは、意外と難しいことです。
でも、何よりも大切な第一歩だと思っています。
学生のうちから「つらい」と言えない習慣がつくと、
大人になってからはさらに言い出しにくくなります。
大人になるにつれて、素直に弱音を吐ける場面は少なくなっていくものです。
だからこそ、学生のうちに「つらい」と言える練習をすることが大切です。
練習相手としておすすめなのは、お母さん(母親)です。
いくつになっても、お母さんはお母さんです。
怒ることがあったとしても、子供が「つらい」と打ち明けたとき、守ろうとしてくれる存在であることがほとんどです。
完璧な言葉でなくていい。
まず「つらい」と、一言だけでも口にしてみてください。それが変化の入り口になることがあります。
②学校以外の「自分の居場所」を見つける
言葉で説明しても伝わらないと感じた私は、
家にも学校にも、自分の居場所が見つけられない状態になっていました。
そんなとき、友人の誘いがきっかけでギターを始めることになりました。
これが私にとって、初めて「ここに居ていい」と思える場所との出会いでした。
学校に行くふりをして近くのスタジオへ行き、ギターを弾く。
当時の私を支えてくれたのは、音楽という居場所でした。
親からは「学校にも行かず何をやっているんだ!」とよく叱られましたが、
それでも私にとって、スタジオは唯一ほっとできる場所でした。
もし今、学校に居場所を感じられないと悩んでいるなら、
こんなふうに考えてみてはいかがでしょうか。
“学校という環境がつらいから行きたくない”ではなく、
“自分がやりたいこと・なりたいものが、今の環境では築きにくい”
このような言葉で親に相談してみると、受け取り方が変わることがあります。
高校卒業という目標を持ちながら、「自分がやりたいこと」を見つけることが、
親との対話の糸口になることもあります。
💡 学校以外の居場所の例
・スポーツクラブや習い事
・音楽・美術などの創作活動
・フリースクールや学習支援センター
・地域のボランティア活動
・オンラインコミュニティ
※フリースクールや支援センターについては、各自治体や学校に相談することで詳しい情報を得られる場合があります。

学校を休むことは、そんなに悪いことなの?【不登校経験者の正直な考え】
私の考えを正直にお伝えすると、
学校を休むことで自分を守れるのであれば、それは悪いことではないと思っています。
「周りと同じでなければいけない」という空気が、当時の私には本当に苦しかった。
月曜から金曜まで毎日登校して、みんなと同じ授業を受け続けることに、疲れ果てていました。
もちろん、学校では勉強だけでなく、人との関わり方や社会のルールなど、多くのことを学べます。
毎日通えるなら、それに越したことはありません。
しかし、学校に通い続けることで自分の心が壊れるほど追い詰められてしまうなら、
無理に周りに合わせる必要はないと、社会人になった今では感じています。
ただ、ひとつだけ正直に書いておきたいことがあります。
当時の私の母は、私が学校へ行っていないことを知りながらも、毎日お弁当を作り続けてくれていました。
そのお弁当を、学校に行くふりをしてゲームセンターで食べていたとき、
胸が痛くて仕方なかったのを今でも鮮明に覚えています。
“裏切っている感覚”と“自分を守りたい気持ち”が、複雑に入り混じっていました。
大人になってから気づいたのは、
身近な人を悲しませることは、いくつになってもしてはいけないということです。
だからこそ、学校に行きたくない気持ちが限界に達しているなら、
嘘をついたり一人で抱え込むのではなく、信頼できる誰かに頼ってほしいと思います。
大丈夫です。必ず、あなたの味方になってくれる人はいます。
一人で抱えるのが限界なら、相談できる場所を知っておこう
「親に言えない」「学校にも相談できない」という状況のとき、
外部の相談窓口を利用することも一つの選択肢です。
📞 無料で使える相談窓口の例
・よりそいホットライン:0120-279-338(24時間対応)
・子どもの人権110番:0120-007-110(平日対応)
・チャイルドライン:0120-99-7777(16〜21時対応)
※各窓口の対応時間や内容は変更になる場合があります。詳細は公式サイトでご確認ください。
電話が難しければ、チャット形式で相談できるサービスもあります。
「誰かに話したい」と思ったとき、一人で我慢しないでください。
まとめ:学校を休むことより、一人で抱えることのほうがつらい
- 親が怒るのは「理解できない」か「同じ苦労をさせたくない」という気持ちから
- まず「つらい」と声に出すことが、親への第一歩になる
- 学校以外の居場所を見つけることで、気持ちが楽になることがある
- 学校を休むこと自体は悪いことではないが、一人で抱え込まないことが大切
- どうしても話せないときは、外部の相談窓口を頼る選択肢もある
学校に行けない自分を責めなくていいです。
ただ、今のつらさを誰かに話すことだけは、諦めないでほしいと思います。
小・中・高と不登校を経験した私が、今こうして社会人として働けているのは、
ぶつかりながらも向き合い続けた自分と、支えてくれた周囲の人がいたからです。
あなたにも、必ず味方はいます。




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