ADHD当事者が仕事で辛いと感じた瞬間3選|体験談と乗り越え方を紹介

発達障害
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ADHDの人
ADHDの人

 

うまく話せなくて相手に誤解されてしまう…

頭の中が常に仕事モードになっていて休めない…

仕事がどうしても長続きしない…

ADHDを職場に隠しながら働いている方や、
「もしかして自分もADHDかも?」と感じている方は少なくないと思います。

マルチタスクや瞬時の判断が求められる今の職場環境は、ADHDにとって特に負担が大きいものです。

かくいう私も、ADHDと前向きに向き合えるようになるまでには、
長い時間と多くの失敗が必要でした。

この記事では、私が実際に経験した「ADHDで辛かった瞬間」を3つのテーマに分け、それぞれ具体的なエピソードと、どのように乗り越えてきたかをお伝えします。

ADHDの悩みは目に見えないぶん、一人で抱えがちです。この記事を読んで、「自分だけじゃないんだ」と感じてもらえたり、誰かに頼るきっかけになれたりしたら嬉しいです。

ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

ADHDの仕事の辛さを表現したイメージ画像

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①言葉がうまく整理できず、相手に誤解されてしまう

私は言語指数が低いという特性があり、報告・連絡・相談(報連相)がとても苦手です。

職場では「結論から話してほしい」と何度も指摘を受けてきました。

頭では「結論から話さないといけない」とわかっています。でも、その結論をシンプルな言葉にまとめる作業が難しく、気づくとダラダラと話してしまい、「で、結局何が言いたいの?」という顔をされてしまいます。

言いたいことが正確に伝わらず、上司への説明が何度も行き来してしまうことで、自分自身も「何を話しているのかわからなくなる」という経験を繰り返しました。

では、具体的なエピソードを2つご紹介します。

エピソード①「取引先への留守電で頭が真っ白になった」

取引先に電話をかけたとき、担当者が不在で留守電を入れることになりました。「ピー」という音が流れた瞬間、頭が完全にフリーズしてしまい…

「何を伝えなければいけないのか」が瞬時に整理できず、焦りと頭のフリーズが重なって、名前と一言だけ残して電話を切ってしまいました

えっと、株式会社〇〇のたかちゃんです…またお電話します…ガチャ

「留守電になるかもしれない」というイレギュラーを想定していなかったことが大きな原因でした。

電話をかける前に「もし留守電になったら何を伝えるか」をメモしておけば対応できます。ただ、ADHDの特性として「確認したい」「電話しなきゃ」と突発的に行動してしまうことが多いため、準備を後回しにしがちなのが悩ましいところでした。

エピソード②「うまく説明できず、本心を隠す癖がついてしまった」

上司への報告中に起きた会話です。

上司さん、この書類をAさんからもらったんですけど…書いて頂けますか?

書類ってなんの書類?

えーっとAさんから渡されただけで、内容の確認をしていません…

 
 

伝えたいことはシンプルだったはずなのに、言葉がうまく出てこなくてどんどん話が噛み合わなくなってしまいました。

こういうことでしょ?たかちゃんが言いたいことは!

いや…そうではなくて

ではどういうこと??

・・・

 

こうした状況が続くと、うまく説明することを諦めて、
相手の解釈に自分の考えを合わせてしまうようになります。

その結果、本心を隠す癖がついてしまい、悩みも口にできなくなって体調を崩してしまいました。

この経験から気づいたのは、自分の言葉と本心の間に大きなギャップが生まれてしまっていたということです。

今は「なるべく本心を口にすること」を意識するようにしています。完璧に伝えられなくてもいい、まず「自分はこう思っている」と言葉にすることを大切にするようになりました。

自分自身の傾向を少しずつ把握できるようになってから、その場その場で対処できることも増えてきました。時間はかかりましたが、無駄な経験ではなかったと今は思っています。

ADHDの仕事の悩みを表現したイメージ画像

②仕事が同時並行になると、頭が休まらなくなる

ADHDの特性のひとつに「過集中」があります。

過集中とは、必要以上に集中してしまい、周囲の状況が見えなくなる状態のことです。一見すると「集中力が高い」ように思えますが、ADHDの場合は自分でスイッチを切ることが難しく、気づいたら頭が仕事モードのままになっているという状態になりやすいです。

仕事が複数重なっているとき、優先順位を立てるのが苦手なために頭の中で2つも3つも仕事を同時に考え続けてしまうことがあります。

お昼休みも、帰宅後も、頭の中ではずっと仕事のことを考えている…そんな状態でした。

エピソード1「優先順位を組み立てている時に別の仕事依頼される」

この仕事が終わったらこれもやらないと…

あ!あれもやらないといけないんだった…

そういえばAさんに伝言依頼されていたんだった…

家帰ったら何食べようかな?

そういえば今週友達と約束してたんだった!連絡返さないと…

たかちゃん!
この書類を作ってほしい!〇〇日までにお願い!

承知致しました
(えーーーっと、どのタイミングでやろう)

その日の夜、、、

あーーーー疲れた
(明日上司から依頼されたやつやらないと…)

そもそも、仕事とプライベートを考える優先順位も立てることが苦手です。
ですからこのシチュエーションでは、仕事中に考えなくていいことまで考えてしまい、
家に帰って仕事のことを考えています。

仕事中も色々考えすぎてしまい、結果的に過集中となり体調を崩してしまいました。

これを解消する一番の方法は、意図的に休むことです。

私が実践しているのは、時間配分を意識して、60分に一回離席して頭の休憩を強く意識しています。

しっかりと割り切ることが大切ということを実感しています。

優先順位を立てようという気持ちが裏目となり常に考えてしまっていてはよくありません。
考える時間を考えることを意識するといいのではないでしょか。

気持ちの糸が切れてしまい仕事が辞めたくなる

このことは大変悩みました…

ADHD特有の症状ですが、自分の興味のないことに関してはやる気が出ないということで、
仕事に飽きてしまったり、刺激がないと環境を変えたくなります

結果的に、転職を繰り返してしまい根本的な解決に至らないことが多々あると思います。

私も実際仕事をしている際、同じ気持ちから何度も仕事を辞めようと思っていましたが、
多忙と責任感の強さから悩みを抱えてしまい体調を崩して退職となりました。

その後は就労支援事業所に通所しましたが、何度も辞めようとしましたがスタッフの方に何度も止められました。(本当にありがとうございます…)

環境がマンネリ化してしまうことがADHDにとって一番気持ちを維持することが難しくなる要因になります。

ではどうしたらいいのか、

現時点で長期的に興味を持っていることを仕事にすることです。

就労支援事業所に通所中に同じADHDの方とコミュニケーションを取る機会がございましたが、
2つのパターンに分かれることに気づきました。

  1. 好奇心旺盛で多種多様なものに興味を持つ
  2. 好奇心旺盛だが一つのことに特化して興味を持つ

転職を繰り返してしまう方は1番の方が多い印象で話していても本当に会話の引き出しが多くて驚かされることが多々ありました

2番の方は会話の引き出しは少ないものの一つのことに対しての知識量が大変多く、会話をしていても引き付けられる会話をしている方が多い印象です。

ですから、ADHDにとっては興味が持てるものをベースに人生を考えてみることをおすすめします。

この記事を見ている方は①と②どちらのタイプですか?

まとめ

今回は以上となります。

ADHDを抱えていることを前向きに考えられるようになるまで大変時間がかかりました。

また、多くの壁と出会い「避けたり」「跳ね返されたり」「無視したり」「乗り越えたり」
多くの行動を選択してきたおかげで今の私がいます。

見た目でわからないからといって、
相手に理解を求めすぎることはよくないことも今までの歩みで学ぶことが出来ました。

辛いことは辛いと素直に言えることが一番です。

その様な環境を作れるように自分自身としっかりと会話をしてみませんか?
ADHDは話すことが好きな人多いですよね!自分とも会話をしましょ!

ありがとうございました。

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