「こだわりが強く生きづらいと感じる方へ」ADHDはこのような日常生活を送っています

ADHDあるある
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ADHD当事者
ADHD当事者

ADHDの日常生活あるあるが知りたい

ADHDのこだわりとは?

生活する上で困ることは?

今回はADHD当事者が日常生活でのあるあるを赤裸々に紹介します!

たかちゃん

ADHD×ASD歴10年。20代会社員。 現在は障害者雇用として大手IT企業の採用担当をしています。 本ブログは、これまで私が経験した多くの失敗や挫折を同じ障害で悩む方に向けて発信しています。 私の生きがい「野球・音楽・旅行」人生を笑顔で過ごすをモットーに日々奮闘中です!

ADHDと診断され10年が経ちましたが、
診断当時よりは苦手だったことが出来るようになってきていることを実感しております。

今回はADHDの日常生活あるあるに対して、
私がどのような対策を実施し改善を行ったか紹介します!

しっかりとした対策と習慣づけがポイントとなるので、
ぜひその点を意識してみましょう!

それでは、具体的な内容を紹介します!

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ADHDの日常生活あるある

私は「意識していると出来ること」と「意識していても出来ないこと」の
2つのパターンがあることを認識しています。

意識していても出来ないことは、周りの方に助けられることが多々ございます。

本当に感謝したいことです…

私個人の出来事が全てのADHDの方に当てはまるとは限りませんが、
まずは朝のよくある出来事を紹介します!

【起床時】決まった時間に起きないとその一日全て慌ててしまう

私の場合、仕事に行く朝の時間が少し違うだけで、
その日一日何かと抜け漏れが多い一日になってしまいます

具体的に解説すると、

いつもと違う時間に想定していた準備が出来ないことに焦ってしまい、
忘れ物が多くなります

これについて遅刻した健常者と変わらないと感じる方もいらっしゃると思いますが、
私にとって、10分起きる時間が違うだけでも遅刻した感覚になってしまうのです。

では起きる時間を早くすれば仮に起きる時間が遅れたとしても
余裕をもって準備出来るのではないかと考える方もいらっしゃるでしょう。

人それぞれですが、ADHDは時間に余裕があるほど、「もう少しゆっくりしよう」という考えから
起きているのにも関わらず遅刻してしまう方も多いはずです。

朝の起床でその日の1日が上手くいくかが決まる。
これはADHDあるあるだと私は考えます。

【昼食】毎回決まった昼食食べてしまう。

これはこだわりの強さからだと自負しております。

私の場合、海鮮丼がなによりも一番好きなので、
平日の月曜から金曜まで毎回同じお店で同じメニューを頼んでしまいます。

周りからはよく飽きないね!と言われることもございますが、
お昼明けにしっくりこないことがあった為、毎回同じお店に通っています。

間違いなくこだわりですよね(笑)

好きなものを食べ続けてしまうはADHDあるあるではないでしょうか。

【帰宅後】お風呂に入ることが好きで毎回長湯になってしまう

信憑性がない情報ですが、
ADHDの方はお風呂好きな方が多いと聞きます。

一つの理由としては、水に対してのこだわりを強く持っている方が多いとのことです。

人それぞれADHDの方はこだわりを持っていますが、
私もお風呂が好きなADHDです(笑)

帰宅後まずはお風呂に入りたい気持ちが強い為、
「帰宅→お風呂→夕食」でないといけないといったこだわりを強く持っています。

その為、帰宅時間が遅くお風呂に入りご飯を食べる時間が短ければ短い程、
ストレスを感じやすくなります。

【就寝前】ベッドでスマホをいじってしまい寝るまでに時間がかかる

寝る前にスマホをいじることでベッドに行ってから寝るまで時間がかかるADHDの方は
多い
ことを就労支援事業所に通所して知りました。

もちろん私も同じです(笑)

就労支援事業所に通所している方で、就寝前のスマホをいじらないで就寝することを
目標
にしている訓練生の方もいらっしゃいました。

健常者の方も同じことがあると思いますがADHDの場合、
寝る間も惜しんでスマホに没頭してしまい、脳が覚醒状態で眠りが浅いことが特徴です。

分かってはいるものの時間を忘れてスマホをいじってしまうことも
ADHDあるあるだと考えています。

ADHDの日常生活あるあるへの対策方法

ここまで説明したあるあるを対策出来るのか?

記事の冒頭でも紹介しました、
「意識して出来るもの」と「意識していても出来ないもの」がADHDにはございます。

ここで説明したいことは、
出来るだけ意識して出来ることを無意識で出来るようにするということです。

意識づけを繰り返すことでそれが習慣となり、無意識的に対策していることが理想です。
私が実際に無意識的対策に向けて行った取組みはこちらです。

無意識的対策に向けての取組み

  1. 貴重品の入れる場所は固定する
  2. ある程度ルール化出来るものを決める
  3. 時刻を気にしすぎないようにする

この3つです。

貴重品の入れる場所は固定する

慌ててしまった時や自分の想定外なことが発生した場合、
間違いなく忘れ物を起こしやすくなっています。

まずは、貴重品のしまう場所を決めてみましょう!

私の場合
胸ポケット:定期
ズボンの右ポケット:携帯
鞄の右内ポケット:財布
鞄の左内ポケット:鍵

このように場所を決めることで、決まった場所を確認する習慣をつけることが出来ます!
出発する際は、決まった場所を触るだけで忘れ物確認が行えます

この対策から、決まった場所を触って確認する習慣がついたため、
ない場合は何がないかを焦らず確認することが出来るようになりました!

貴重品のしまう場所を決めて確認する手順を決めてみましょう!

ある程度ルール化出来るものを決める

私が実際に決めているルールはこちらです。

  1. 毎朝家を出る前に玄関で貴重品の確認をする
  2. ToDoをしっかり整理してから仕事に取り組む
  3. 就寝の1時間前にはスマホ操作を辞める

この3つを自分のルールとして決めています。

ルールを決める上で大切なことは目的を視野に入れることです。

例えば、毎朝家を出る前に玄関で貴重品の確認をするというルールは
一日のスタートを慌てないために設けたルールです。

確認もせず家を出て駅に着いた時、
定期がない」「財布がない」など一日の始まりがイレギュラースタートになってしまうと

ADHDを抱えている方は間違いなくパニックになります。
実際に私もパニックになることが多々ございます(笑)

自分がやりにくさを感じない為の自分ルールを一度考えてみませんか?

時刻を気にしすぎないようにする

これは私が現在一番意識していることです。

先述で説明した自分ルールを決める中で、
自分の生活を時間で制限するルールはなるべく行わないようにしています。

発達障害の方は「朝礼5分前に立って開始を待つ」「日報は終礼の10分前ピッタリに提出する
といったように時間に忠実な方が多いことを就労支援事業所へ通所し知ることが出来ました。

スケジュール立ては発達障害を抱える人にとって大変よい自己対処法になりますが、イレギュラーな出来事によってスケジュール通りに行動できないことがストレスに繋がってしまうことがあります。

時刻を意識しすぎる行動は、イレギュラーが発生した場合焦りに繋がってしまうため、
まずは時間を決めすぎない行動を意識してみましょう!

その習慣がイレギュラー対応の練習になりますよ。
私も現在実践中です!一緒に頑張りましょう!

ADHDの生活はこだわりが強く出る傾向がある

ADHDを抱える方は、日常生活にこだわりが強く出てしまうことで
生きづらさを抱えてしまうことがございます。

こだわりを持つことは大変良いことですが、
強いこだわりはストレスを引き起こす原因になりかねません。

もしこの記事を見ている方が、日常生活で生きづらさを抱えているなら、
自分のこだわりを把握し、意識して変えられる行動を考えてみましょう!

行動を見直す中で一番大切なことは、
周りの力を借りつつ自分の出来る範囲で変えていくことが何よりも大切です。

私も自分のこだわりを把握し、周りの力を借りながら自分の行動パターンを変える行動の積み重ねを行ったことで、診断当時よりも生きづらさが解消されたと実感しています。

無理をしない程度に少しずつ向き合っていきましょう!

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

物事見方や考え方を根底から覆されるような感覚になった書籍です。
自身の障害に悩んだ際、表の情報だけを信じ、偏った考え方になっていたと
改めて考えさせられました。

”世界を正しく見るスキル”

ぜひ、自身の悩みを違った角度から見るきっかけにしてみてはいかがでしょうか

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

題名で敬遠しそうな書籍ですが、対人関係の改善をアドラー心理学を用いて紹介しており、実際に読んだ後は、
「他人に嫌われないようにしようなんて無駄な事はやめよう」と思えるようになると感じた書籍でした。

社会人で失敗や挫折を多く経験し、人間関係での悩みを多く抱えていた私にとって、
この書籍との出会いは大変救いとなる出会いでした。

人間関係に悩み苦しむ方へぜひ、おすすめしたい一冊です!!

13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン

世界的ベストセラーである7つの習慣の超入門編です!
私にとって、普遍的な生き方の基本を教えてくれた書籍です。
”目標を立てる””優先順位を決める””刃を研ぐ”当たり前のようでなかなか習慣化出来ていないことを
この書籍を読んで気づかされました。

私にとってこの書籍は障害と向き合う基礎となった本です。
本を読むのが苦手な方でもイラストが多く要点を綺麗にまとめてあるので、ぜひ、おすすめしたいです。

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