ADHDの私が障害者雇用を選んだ理由。今の環境に生きづらさをかんじていませんか?

障害者雇用
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悩んでいる人
悩んでいる人

何をやっても上手くいかない

ADHDかもしれないけど、病院に行く勇気がない

自信も持てないし劣等感に押しつぶされそう

もう、怒られたくない

今回はこの悩みをテーマに記事を書きました。

私は、ADHDとASDを患っており、
社会人で二次障害のうつ病を発症しました。

仕事ではミスを繰り返してしまい上司にお叱りを受けることが多く、

「怒られないようにしないと」
「なんでこんな簡単なことも出来ないんだろう」
「本当に自分って駄目なやつだな…」

と自問自答する日々を送っていました。

そんな私がなぜ障害者雇用という働き方を選んだのか、
それは、自分自身が抱える不安を解消することが出来ると考えたからです。

今回は、障害者雇用として働くことを選択した理由を深堀してご紹介したいと思います。

仕事や私生活が上手くいかず、生きづらさを感じている方は、
人生の選択肢の一つとして参考してください。

背中を押せるような記事をご用意いたしました。

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ADHD当事者が障害者雇用を選んだ理由とは…

ここで質問です。

障害者雇用に対してあなたはどのような印象を抱いていますか?

この質問は就労支援事業所で訓練生と話している時に聞いた質問です。
ほとんどの方が就労支援事業所に通所する前は、ネガティブな印象を抱いていたと話します。

「仕事が単調」「給料が少ない」「障害者扱いされることが不安」

といった印象を抱えている方がほとんどでしたが、
就労支援事業所で様々な企業と接する機会が増え、

「自分の可能性を広げられそう」「障害を抱えていることを悲観的に思う必要はない」

など、障害者雇用に対して前向きになった方が多く私もその中の一人です。

では、具体的にどのようなことが障害者雇用で働く決め手になったかご紹介したいと思います。

障害を隠している不安が解消される

これは、私にとって大変大きい不安でした。

ADHDの特性が出ることで、同僚に不信感を抱かれ会社での居場所を見失い、
環境を変えようと転職試みますが、状況は変わらず転職を繰り返してしまいました。

その根本的な原因は、障害を隠している不安です。

相手からしたら、ミスの根本的な原因が「障害が影響している」とはわからないため、

怒られている
怒られている

「怠けている」「努力不足だ」「なぜそんな簡単なことが出来ない」

といった印象を持たれてしまうことが不信感に繋がってしまいます。

当事者としては、自分なりの対処法を身に着けていたとしても、
業務によっては、ある程度配慮が必要な場合もあります


そのため、障害を隠しながら配慮をもらうことなく働くことに常に不安を持っていました

この状況を簡単に例えると、

相手
相手
???????????????
本当のことは言えない…頑張らないと…

といった状況です。

また、人によっては通院があり、
休日に通院できる心療内科が限られていることが多く、通院に中々いけない方は
多いのではないかと考えています。

平日の仕事終わりか、予約時間によっては平日有給を取得して通院する場合もあります。
中には2週間に一回、通院する方もいるため、休む回数が多くなり上司に疑念を抱かれてしまいます。

単純に説明できる通院ならいいのですが、心療内科となると会社全体の話になってしまう為、
話すことをためらう方も多いのではないでしょうか。

私の場合、服薬している薬の副作用があり、
体調不良とは言えず我慢をして仕事をしておりました。

障害を抱えていることへの劣等感を抱えていましたが、
様々な企業に足を運んだことで、「障害を打ち明けることは恥ずかしいことではない」と
企業の人事担当者と話をして考えられるようになりました。

企業の人事担当者は、発達障害について大変勉強されており
自分にとっては会社に理解者がいてくれる安心感を持てることが
障害者雇用で働く決め手の一つになりました。

会社に理解者がいることは、障害者にとって安心して働くことが出来る要素ではないでしょうか。

障害者雇用に需要を感じた

現在は多くの業界が、障害者の人材不足を課題としております。

これは、企業が思っている以上に求職者が来ないということが現状です。

その要因は、障害者を囲い込み採用する大手企業の動きが影響しております
前回の記事で、2021年3月に雇用率が引き上げられることをご紹介しました。

大手企業にとっては、中小企業やベンチャー企業よりも多くの障害者を雇用しなければなりません。

そのため、採用人数も多く手厚いサポートがある大手企業に応募が集中し、
中小企業やベンチャー企業への応募が少なくなっています。

就職活動中に、合同説明会に参加することがございましたが、
やはり大手企業のブースは大人気で常に待ち時間が発生しており、
中小企業やベンチャー企業へは人がまばらな状態でした。

需要のある障害者人材になることを決意

では、需要のある障害者人材とはどのような方だと思いますか?

それは、障害者雇用で長期的に働いた実績がある人材です。

障害者雇用で働かれる半分の方は、1年以内に退職しています。
これは、厚生労働省が発表している障害者の雇用状況で報告されております。

多くの企業にとっては雇用実績に関わるため、
長期的に安定した働きが出来る方を求めていること多いです。

ですから「障害者雇用で安定して働いている」「ある程度実務経験がある」人材は
どの企業も喉から手が出るほど欲しい人材です。

また、こういった人材はほとんどが大手企業に採用されています。
そのため差別化を図る為に中小企業やベンチャー企業が出来ることとしたら、
賃金を高く提示すること」これに尽きます。

障害雇用は収入が低い不安に思われている方多いと思います。
しかし、障害雇用で実績を積み、需要のある人材になることで
収入面での悩みも解消されるのではないでしょうか。

収入面が解消されるのであれば、雇用形態に悩むことはなくなりますよね。

これが二つ目の決め手です。

自分を大切にする人生を選択した

今までの働き方では、なりたい自分になろうとしていた働き方をしていました。

その働き方を続けた結果、うつ病を発症し転職を繰り返してしまいました。

今の自分はどうすればいい方向に行くことが出来るかを考えた結果、

コツコツと積み上げていくこと

このことが今の自分が出来ることでした。

一般雇用で働くことを選択肢にありましたが、今までのリカバリーを含めて
全力疾走してしまうであろうと考え、一度気持ちをリセットして、
一つ一つもう一度社会人経験を積み重ねていこうと考えました。

この考えの軸となったことが「自分を大切する生き方」です。

理想の姿を追い求めすぎて身体を壊し続ける人生より、
朝起きて、仕事して、ご飯食べて寝る生活を問題なく送ること
人生で一番幸せだと、障害と向き合い感じることが出来ました。

私はその幸せのために障害者雇用を選びました。これが決め手の3つ目です。

この先どうなるかはわかりませんが、
明日があるだけで幸せなので、コツコツ信頼を積み重ねていこうと思います。

まとめ

障害者雇用はあくまでも人生の選択肢の一つです。

仕事で生きづらさを感じているのであれば、
まずはその生きづらさをどのように改善するかを考えることです。

この記事をご覧いただいている方は、生きづらさを抱えている方ではないでしょうか。

その生きづらさは、選択の一つで簡単に変えることが出来ます。
まずは現状を変える勇気をもって新しい自分を見つけてみましょう。

ありがとうございました。

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