『ADHDは結婚に向いてない?』そんなわけない!当事者が実践する3つの対策

ADHDあるある
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悩んでいる夫婦
悩んでいる夫婦

夫もしくは妻がADHDの疑いがある

そもそもADHDとの結婚生活は上手くいくのか

夫婦喧嘩が多く結婚生活にストレスが多い

今回は、ADHDとの結婚生活について記事を書きました。

たかちゃん

ADHD×ASD歴10年。30代会社員。 現在は障害者雇用としてIT企業の経理財務担当をしています。 本ブログは、これまで私が経験した多くの失敗や挫折を同じ障害で悩む方に向けて発信しています。 私の生きがい「野球・音楽・旅行」人生を笑顔で過ごすをモットーに日々奮闘中です!

何事も一生懸命で相手想い」「優しくたくさん尽くしてくれる
そんな相手を好きになり、結婚したのち…

「ゴミ捨てといてって言ったのに忘れてる」
「部屋掃除も苦手なのか、いつもやっているのは自分一人」
「お金のやりくりが苦手で衝動的な買い物を相談なしでしてくる」

などなど、“あれ?この人何か違う”と感じ、
この記事へ辿り着いたのではないでしょうか。

結婚生活では、恋人関係の時には見えなかったことが見えてしまうことが多々ございます。
そんな相手との結婚生活に悩み、ストレスから夫婦喧嘩に発展してしまうことに悩みを抱えているのではないでしょうか。

実際に私は、ADHDを患っていることを伝えた相手と結婚しました。
自分自身の特性から、同じミスを繰り返し行ってしまうこともありますが、
妻と話し合いながら、楽しく夫婦生活を送っております。

ADHDとの夫婦生活に悩みストレスを抱えている方
もしくは、これから結婚を考えているがADHDとの結婚生活に不安を感じている方に向けて、
私の経験をもとに、「ADHDとの結婚生活を円満に送る術」をご紹介します。

結論、ADHDとの結婚生活は、
知識対策さえ身につければ、問題なく送ることが可能です。

記事の流れ

相手を知る→解決策→3つの対策STEP

それでは、ADHDとの結婚生活について紹介していきます!

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ADHDとの結婚生活ノンストレス作戦!まずは、相手を知る!

最近では、ADHD(発達障害)の認知度も上がり、多くの情報が溢れている中で、
普通とズレたことへの違和感からADHDを疑う方が増えていると感じています。

一つ言えることは、ネット上に溢れている情報を信じるよりも、
まずは一緒にいる相手を知ることから始めましょう。

相手を知る上で、
“性格”“ADHDの特性”は別物であることを理解することが大切です。

悩んでいる人達
悩んでいる人達

どういうこと?

例えば、冒頭で紹介したシチュエーションを例にします。

“ゴミ捨てといてって言ったのに忘れてる”
ADHDである場合、上記のシチュエーションは、

ADHDの本人
ADHDの本人

そうだ、ゴミ捨てしないと!・・・あ!まずい…忘れ物確認してない!・・・
よし!忘れ物なし!いってきまーす!

パートナー
パートナー

ゴミ捨てといてって言ったのに忘れてる・・・

実際に私やってしまいますが、上記のようになることが多々ございます。

原因は、

一つのことを行なっている、もしくは考えているときに、
別のことに注意がいくこと
で起こってしまうシチュエーションです。

しかし、上記は純粋な特性のみであるため、
性格が影響していない状況であるということがポイントです。

ADHDと診断された方、疑いのある方は、
自分の行動が性格なのか特性なのかを理解している方は少ないです。

特にADHDと診断された方は、
自分自身の行動全てがADHDの特性だと認識している方が多い印象です。

大げさな例ですが、
性格が影響しているシチュエーションは、

本人
本人

そうだ、ゴミ捨てしないと!・・・あ!まずい…忘れ物確認してない!・・・
てか、ゴミ捨てめんどうくさいから忘れたふりしてやってもらおう

パートナー
パートナー

ゴミ捨てといてって言ったのに忘れてる・・・

大げさではありますが、
このシチュエーションはADHDの特性ではなく性格です。

相手をしっかり知ることを疎かにすることで、自分からの視点しか見えず、

この人言ったことすぐ忘れるしADHDかもしれない

と間違った考えに至ることが
物事の解決を一層難しくします。

結婚することで、相手の育った生育環境を触れる機会があると思います。
その情報から、まずは相手の行動思考を理解した上で、性格とADHDの特性を切り分けて判断し、
次に紹介する“対策”を検討しましょう。

Photo by J carter on Pexels.com

ADHDとの結婚生活ストレスに終止符!ポイントは習慣化!

前述では、相手を知ることから始めるということを紹介しました。

性格と特性をある程度切り分けて考えることが出来た次フェーズは“特性への対策”です。

結論、ADHDとの結婚生活での対策で大切なことは“習慣化”です。

ADHDの特性は、「当たり前=習慣化」を作ることで対策することが可能です。
実際に私も自分自身の特性を理解し、習慣化に力を注ぎました。

その甲斐あり、全てとは言えませんが、ある程度は生活習慣に落とし込むことができています。

では、ADHDの行動を習慣化させるための3つの対策STEPを紹介します。

1.ギブアンドテイクの考えから日常生活スケジュールをお互いで考える
2.視覚・聴覚で記憶させることを意識し相手に寄り添う
3.何も言わずに出来たことに対して“感謝”し相手を肯定する。

ギブアンドテイクの考えから日常生活スケジュールをお互いで考える

ADHDの方は、

決まった手順をしっかり決めるタイプ
手順を全く決められないタイプ

の2つに分かれます。

それは、ADHDと言っても「ASD×ADHD」「LD×ADHD」といったように、
どの傾向が強くみられるかによってタイプは異なります。

私は、手順をしっかり決めるタイプのため、ある程度行動を細かく決めることで対策できますが、
イレギュラーが起きることで、全てが崩れてその後の1日に影響を及ぼすタイプです。

ADHDにとっては、手順を決めるということは大変重要なことで、
ある程度やらなければいけないことが見えている、もしくは決まっていることで、
生活のしやすさは大きく異なります。

ADHDであるのであれば、協力というのは最も大切なことです。
まずは相手のタイプを見極めて、ギブアンドテイクという言葉を心に置き、
日常生活のスケジュールをお互いで協力することを前提に考えてみましょう。

視覚・聴覚で記憶させることを意識し相手に寄り添う

ADHDの人に限らず、人は視覚優位・聴覚優位な人に分かれます。
ただADHDの人は、どちらかに大きく優れている方が多い印象です。

私は視覚優位のため、一度見たものを忘れにくい特性を持っています。
スケジュールをある程度決めた後、そのスケジュールどのように定着させるかを考えてみましょう。

例えば・・・

学びポイント

視覚優位目に見えるところに手順を記載する。(鍵を閉める書いた紙をと玄関に置く)
聴覚優位アラーム等を活用し手順を聴覚で知らせる。もしくは手順を口頭で伝える。

注意点としては、見ること・聞くことが当たり前にならないように
行動に対して感謝し相手を肯定してあげることが大切です。

何も言わずに出来たことに対して“感謝”し相手を肯定する。

“相手に感謝する”

これは、障害の有無に限らず大切なことです。

しかし、ADHDにとっては、感謝されることが最も大切なことです。

ADHDを患った大半の方は、
幼少期の頃から現在に至るまで、人生の中で成功を経験したこと少ない
もしくは叱責を多く受けてきて育った方が多いため、自己肯定感がとても低い印象を持っています。

前述で紹介した2つのSTEPをお互いで思考錯誤しながら改善し、
出来たことに対しては、周りと比較せずに、素直に”凄い”と相手を肯定する言葉を
かけてあげることが、ADHDの習慣化にとって重要な点です。

そうすることで、ADHDの当事者は、

「相手に認めてもらえた」「自分も頑張ればできる」

と自己肯定感が高まり、自分の特性をネガティブに捉えず、
ポジティブに物事を改善し乗り越えていくことができる考えるきっかけになります。

Photo by Nghia Trinh on Pexels.com

ADHDとの結婚生活は相手を知る、
何よりも相手に感謝しお互いで乗り越える

普通と違う」「なんで」「なぜ

夫婦それぞれ十人十色の関係性があるのと同様に、ADHDの特性も十人十色です。

しかし、現在はADHD(発達障害)の情報が多く溢れており、出来ない事や相手への不満を
ADHDの特性が原因と一括り
にし、物事の本質に対して盲目になっている方が多い印象です。

ADHDが原因と一括りにすることは簡単ですが、そのままでは何も変わりません。

ADHDとの結婚生活を送る上で大切なことは、
本人は自分を理解するパートナーは相手を知ること、

そして、相手の良いところを見失わないことです。

私自身も結婚生活を送っている中で、まだまだ至らない点も多々ございます。
ですが、私が出来ない事を何も言わずにカバーしてくれるパートナーに大変感謝しています。

ADHDとの結婚生活が不安なら、素直に生きてみましょう!
障害の有無で幸せの量は変わりません。

FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

物事見方や考え方を根底から覆されるような感覚になった書籍です。
自身の障害に悩んだ際、表の情報だけを信じ、偏った考え方になっていたと
改めて考えさせられました。

”世界を正しく見るスキル”

ぜひ、自身の悩みを違った角度から見るきっかけにしてみてはいかがでしょうか

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

題名で敬遠しそうな書籍ですが、対人関係の改善をアドラー心理学を用いて紹介しており、実際に読んだ後は、
「他人に嫌われないようにしようなんて無駄な事はやめよう」と思えるようになると感じた書籍でした。

社会人で失敗や挫折を多く経験し、人間関係での悩みを多く抱えていた私にとって、
この書籍との出会いは大変救いとなる出会いでした。

人間関係に悩み苦しむ方へぜひ、おすすめしたい一冊です!!

13歳から分かる! 7つの習慣 自分を変えるレッスン

世界的ベストセラーである7つの習慣の超入門編です!
私にとって、普遍的な生き方の基本を教えてくれた書籍です。
”目標を立てる””優先順位を決める””刃を研ぐ”当たり前のようでなかなか習慣化出来ていないことを
この書籍を読んで気づかされました。

私にとってこの書籍は障害と向き合う基礎となった本です。
本を読むのが苦手な方でもイラストが多く要点を綺麗にまとめてあるので、ぜひ、おすすめしたいです。

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