発達障害(ADHD)と診断されると就職は不利?不利にならない対策を当事者の経験から紹介します!

ADHDの方
ADHDの方

ADHDを抱えていても就職できるの?
隠して就職することが不安
ADHD当事者が不利だと感じた瞬間はある?

今回はこの悩みをテーマに記事を書きました。

この記事を書いた人

綴木ナヲ

綴木ナヲ

TSUZUKI NAWO

ADHD・ASDの当事者として約20年。 障害者雇用で働きながら、子どもを育てています。 自分自身の経験をもとに、発達障害、働き方、子育てや家族について綴っています。

発達障害と生きること、働くこと、親になること。

発達障害 障害者雇用・働き方 子育て・家族
綴木ナヲについて

ADHDと診断された場合、今後の就職が不利になるのではないかと
不安になる方も多いと思います。

結論から言うと、ADHDを抱えていても就職することは可能です。

ADHDは目に見える障害ではないため、
本人から開示しない限り、就職が不利になるということはございません。

しかしADHDの場合、就職後にADHDの特性で悩まれる方は多く、
転職を繰り返してしまう方が多くいらっしゃいます。

今回は、ADHDの就職を成功させるためのコツと「ADHDに向いている仕事」
という視点から、就職が不利にならない方法を紹介します!

ADHD当事者の実体験を元に紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください!

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目次

ADHDの就職は不利?成功の鍵は特性の把握

ADHDの方
ADHDの方

ADHDと診断されたら就職が不利になるかもしれない…

と不安になる方は、
まずはじめにご自身の特性を把握するところから始めてみましょう!

ADHDの就職を成功させる鍵は
「自身の特性を把握し、自己対処を身につける」ことです。

私も、自身の特性で頭を抱える日々が多くございました。

自己対処を身につけることで、自分に合う・合わない仕事がわかるようになるため、
特性を把握することは大変おすすめしたいことです。

ADHDの就職は「特性を活かす」を第一に考える

ADHDの場合、
特性がネガティブな影響を及ぼす場合と、特性がポジティブに出る場合がございます。

特性がネガティブな影響を及ぼす場合は、転職を繰り返してしまうことも多いため、
特性をポジティブに活かすという視点で就職を検討してましょう!

行動のステップ

STEP1:特性を把握する
STEP2:自己対処を考える
STEP3:自分の特性を活かせそうな仕事を考える

このSTEPで行動してましょう!

特性を活かすということは大変大切なことです。

私は過去、障害を隠して就職していた時期がございましたが、
苦手なこと仕事を続けていることで、自信が失われていく感覚がございました。

指摘が叱責が増えることで、周りからは「努力不足」と揶揄され、
自分を責め続けてしまうことで、ストレスなどから徐々に調子を崩し、
最終的に、二次障害である「うつ病」や「適応障害」などを発症してしまいます。

そうならないためにも、まずは特性を把握し、自分に合う仕事を見つけましょう!

では実際に、ADHDの適職をご紹介していきます!

ADHDの適職とは?不利にならない仕事を紹介

ADHDの特性は十人十色ということもあり、
すべての方が同じ仕事に適職があるとは限りません。

しかし、ADHDの長所としてあげられるものは共通していることも多いため、
まずはAHDHの長所から適職を考えてみましょう!

私が考えるADHDの長所はこちらです。

ADHDの長所
  • 好奇心が強くて挑戦好き
  • 感覚に優れていて周囲の環境に敏感
  • 興味のある分野には没頭することが出来る
  • 決断力がありスピーディーに物事を判断できる
  • クリエイティブである
  • 広く薄い人間関係より狭くて濃い人間関係を求める
  • 合理的で公平な関係を求める

こちらの長所を元に適職を考えてました!

ADHDの適職
  • エンジニア
  • デザイナー
  • イラストレーター
  • カメラマン
  • スポーツのインストラクター
  • 料理人
  • 演出家
  • 記者
  • フリーランス

といったことが適職ではないかと考えています。

では向いていない仕事とは、
「周りと同じような仕事をさせられ、ルールに基づいて行う仕事」です。

要するに「会社員」ということです(笑)

ADHDの場合、仕事に向いていないということに気づくこともポイントです。
ですが、会社員に向いていないから働かない、というわけにはいきません。

自分の特性と長所を把握して自分がどの仕事が向いているかを考え、
自己対処しながら働くことが、ADHDの就職を成功に導くことができますよ!

しかし、ADHDの就職を成功させるためには、適職を考えることの他に、
「環境」という条件が大変重要になります。

「環境」を整える条件として大切なことを次に紹介します!

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ADHDの就職を成功させる環境の条件とは

ADHDを抱えて就職したのち、仕事を継続させるということが最も大切です。

そのためには、環境を整えなければいけません。

では具体的な就職を成功させる環境の条件を紹介していきます。

【条件1】一緒に働くパートナーとの相性がいい

ADHDの就職を成功させるためには、
一緒に働く上司・先輩との相性がなによりも大切です。

ADHDの特徴の一つとして、細かい作業が苦手です。

そのため、「細かい指摘をする」「感情的で理不尽」なパートナーとは相性がよくありません。

自分の得意なスキルを把握してくれて、出来ないことへの指摘より、
出来ることに目を向けてくれる上司や先輩とは相性がいいと、私の経験から実感致しました。

就職活動をしている方であれば、実際に働く方が面接に同席した場合、
「この人と一緒に働けそうか」を考えながら面接に挑みましょう!

【条件2】仕事に集中できる環境である

上記に加え、仕事に集中できる環境であることが重要です。

ADHDの特性の一つとして、「過集中」があります。
これは一つのことに集中しすぎてしまう、いわゆる「不注意」からのものです。

過集中はいい面・悪い面とございますが、
ADHDにとっては、注意が散漫にならない環境という条件が大切です。

注意が散漫になる環境では、ADHDの得意な能力は発揮しにくいことが多いため、
周りの理解が必要になることと、能力が発揮しやすい環境の整備が必要になります。

感覚が過敏な方も多いと思うので、
職場環境の確認を面接で質問することをおすすめします。

ADHDを抱え就職が不安な方へ

現在働いている企業に入社する前、私は転職を繰り返してしまっていました。

転職を繰り返してしまった要因は、
自分の特性をしっかりと把握出来ていなかったことです。

世の中にはADHDを隠して就職し、特性を生かして活躍されている方もいらっしゃいます。
ですがそれは、ほんの一握りの方々です。

ADHDの就職は不利になのか?

その答えは、自己対処をするかしないかで大きく異なります。

まずは不安要素となる「自身の特性」と向き合ってみましょう!
向き合い続けることで、必ずその不安な気持ちは無くなりますよ。

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この記事を書いた人

高校2年生の不登校をきっかけに、スクールカウンセラーの勧めで大学病院を受診し、発達障害(ADHD)の診断を受けました。

その後、専門学校を卒業して社会人になるものの、働き方や人間関係につまずき、一時期は社会から距離を置くような引きこもり期間も経験。

就労支援事業所への通所を経て、現在は上場企業のオープンポジション枠で、障害者雇用として管理部門に勤務しています。

今は発達障害と向き合いながら、結婚・子育て・マイホーム購入・住宅ローン返済中のリアルな日々を過ごしています。

このブログでは、不登校・いじめ・就職・障害者雇用・制度活用・子育て・暮らしの工夫など、これまでの経験をもとに、同じように悩む方やご家族に向けて発信しています。

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