一人暮らしで悩むことはなに?
ADHDが一人暮らしする時、迷わない手順を教えてほしい!
ADHDだが一人暮らしの生活に慣れない
こんな悩みを解決する記事を用意しました!!
この記事を読めば、ADHDと診断され一人暮らしを検討している方や、すでに一人暮らしをしていて悩みを抱えている方が、自立した生活の手助けとなる情報を、一人暮らしで実践している手順をご紹介します。
ADHDは手順がしっかりしていれば日常に支障がない生活を送ることが出来ます!
この記事で紹介する手順を理解してこれからの生活に活かしていきましょう!
そもそもADHDは一人暮らし出来るの?
ADHDと診断されて身の回りのことがしっかりと行えるのか心配に思われますよね。
根本的に、ADHDの方は不透明なことや抽象的なことに不安を感じやすいです。
そのため、一人暮らしを始めるには準備が多く何から手を付けていいかわからない不透明な状態に不安を抱きやすいのです。
また一人暮らしをされている方も、一人暮らし開始後に身の回りの管理が出来ず、どこから手を付けていいかわからない状態でその場しのぎをしていませんか?
まずは、手順を明確にすることでADHDでも必ず一人暮らしを行うことが出来ます!
では具体的に必要とされる手順をご紹介しますね。
ADHDの一人暮らしを成功させる3つの手順
以下では、ADHDの一人暮らしを成功させる手順を紹介します!
実際に私が一人暮らしを始めて経験した多くの準備は、事前に把握していればどうにかなることばかりでした。ぜひ以下の手順をご覧になってください!!
3つの手順
- 収入の把握
- 必要書類の確認
- 家事のルール化
手順1:収入の把握
一人暮らしを始めるには、現在の収入を把握することが大切です。
基本的にADHDの方は衝動性の強い方が多いため、自分の収入に見合っていない物件を気に入ってしまうと何も考えずサインしてしまいます。
まずは、自分自身に見合った家賃はいくらなのか、毎月固定でかかる費用を可視化して把握するようにしましょう!
しっかりと金銭的条件をまとめてから不動産屋へ足を運び、条件以上の物件は検討しないことを伝えることで、金銭面での不安は事前に解消することが出来ます。
障害者雇用で収入面に不安がある方は以下の記事をご覧になってください!
手順2:必要書類の確認
一人暮らしを始めると、社会手続きでの書類が多く発生します。
障害者手帳申請の診断書項目に社会手続きについて記載されている通り、
ADHDの方は社会的手続きが苦手です。
大切なのは、どの書類をいつ提出するかスケジュール管理することです。
私も初めて引っ越しの手続きをしたときは戸惑ってしまい、すべての書類を提出し終えるまでずっと気を張ってしまい終わったときにはドッと疲れてしまいました…
その際に、どの書類をいつまでに提出するかしっかりとスケジュール管理を行うことで
不安にならずにすむことを実感しました。
「必要書類を調べる」→「提出日を決める」を心がけましょう!!
手順3:家事のルール化
ADHDの方は身の回りの管理を苦手としています。
実家暮らしの際は、自己管理と自分の部屋を管理することの大きく2つでしたが、一人暮らしになると管理の幅も広がります。
そのため今まで以上に目が行き届かない状態が続くため何から手を付ければいいかわからない状態になることが多いです。
その改善策は、一つ一つのルールと手順をしっかりと決めることです。
例えば、
これ以外にもたくさんありますが、
管理項目のルールや手順を自分なりに決めることが大切です。
手順やルールを決めていない場合、必ず疎かになるためこれは必ず行うようにしましょう!
ADHDの方が一人暮らし出来ない理由はこのことが要因です。
ADHDが一人暮らしするメリット
以下ではADHDの方が一人暮らしすることでどんなメリットがあるかご紹介しますね!
実際に一人暮らしを始めて感じたことを含めてご紹介します。
ぜひ一人暮らしを検討されている方は参考にしてください!
3つのメリット
- 自立心から気持ちが前向きになる
- 時間を大切にする習慣がつく
- 仕事でもルールや手順を決める習慣がつく
メリット1:自立心から気持ちが前向きになる
実家にいると、ついつい両親に甘えてしまい身の回りのことをお願いしがちです。
一人暮らしを始めると家賃を払う為に仕事を頑張り、身の回りの出来ないことが少しずつ出来るようになることで自信がつき気持ちが前向きになりました。
自分で稼いだお金で生活する大変さを身に染みて感じることができ、
今まで転職を繰り返してしまっていた私をサポートしてくれた両親には大変感謝しています。
気持ちが前向きになると障害の見方も変わってきます!
障害の見方も変わってくると生きづらさ解消に繋がるため自立心は大きなメリットとなります。
メリット2:時間を大切にする習慣がつく
実家だと自分でやることは少ないですよね。
そうなると休日は昼頃まで寝てしまって気づいたら夜!なんてことありませんか?
私は一人暮らしを始めたことで時間を大切に習慣つきました。
先述で紹介したルールと手順を決めたことで、時間を有効的に使う習慣がつき、休日の朝の過ごし方が変わり身体も気持ちも大変スッキリしています。
この習慣がついて一番感じていることは、ゴロゴロしていることがリフレッシュでないことです。
ダラダラとした休日を送っている時よりも、時間を有効的に使う生活をしている方が、月曜日の気分が大きく違うことに気づきそのように考えるようになりました。
また仕事でも優先順位に苦手意識を持っていましたが、一人暮らしを始めて今まで以上に時間管理が出来るようになり仕事にも影響が出ています。
この習慣は、ADHDにとって大きなメリットではないでしょうか。
メリット3:仕事でもルールや手順を決める習慣がつく
ルールや手順を決める習慣がついたことで、
仕事に関しても同じような習慣をつけることが出来るようになりました。
その時気づいたことは、出来ないのではなくやっていなかったということです。
実家暮らしではルールや手順がなくても生活は出来ます。
そのためその習慣がないため仕事でも出来ないのです。
一人暮らしを始めてこの習慣を仕事で活かせることができ、生きづらさ解消に繋がっています。
「出来ないのではなくやったことがない」に気づくことが出来るため、
ルールや手順を決める習慣をつけて仕事でも活かしましょう!ということです。
自分の症状から何が苦手か把握することが大切
何度も言いますが、ADHDはしっかりとルールと手順を決めることで一人暮らしを成功させることができます。その影響が仕事にも出るためすべてにおいて前向きになることが出来るため、ぜひこの手順を実践してみてください!!
最後にもう一度確認しましょう!!
- ルールや手順を明確にすること
- 一人暮らしはADHDにとって生きづらさを解消するきっかけになる
- 出来ないのではなくやったことがない
ルールや手順を決める際一番大切になるのは、自分の症状を把握することです。
まずはしっかり自分が苦手としていることを把握してから、私生活や仕事に活かしていきましょう!