障害者雇用を考えている
障害を隠して働いている
就労支援に通うことを検討している
皆さん、障害者雇用に関する法律が変わり続けていることはご存じでしょうか?
近年、各企業に義務化されている障害者の法定雇用率が段階的に引き上げられています。最新の制度内容については、厚生労働省の公式情報をあわせてご確認ください。
現在、障害者雇用で人事として働いている発達障害当事者が、
障害者雇用の状況と就職方法を分かりやすく紹介します!
これから障害者雇用で就活を考えている方には大変有益な情報ですので、ぜひご覧ください!

それではどうぞ!!

障害者雇用率の引き上げと採用需要の変化
障害手帳を取得している方が、企業から配慮を受けながら自身で対処し、
障害と寄り添って働く雇用形態が「障害者雇用」です。
近年、障害者の法定雇用率が段階的に引き上げられており、企業の採用需要は年々高まっています。最新の雇用率数値・施行時期については、厚生労働省の公式ページでご確認ください。
企業は従業員数の一定の割合で障害者を雇用する義務がある
各企業は従業員数に応じて、身体・知的・精神障害者を雇用しなければなりません。
法定雇用率は段階的に引き上げが続いており、対象となる企業の従業員数要件も変更されています。具体的な数値・時期・対象企業範囲については、厚生労働省の最新公式資料をご参照ください。
雇用率の引き上げによって企業は、追加採用を行わなければいけない状況が続いています。
障害者採用の場合、一般雇用とは違い、障害者専用に仕事の切り出しを行ったり、実際に面接をして配慮内容をすり合わせたり、企業によっては実習を設ける場合がある為、大変時間を要します。
また、法定雇用率を達成している企業の割合は依然として半数前後にとどまっているというデータもあり(出典:厚生労働省「障害者雇用状況の集計結果」最新版をご確認ください)、雇用率に満たない企業にとっては採用計画の見直しが余儀なくされています。
障害者雇用として働くのは今が絶好のタイミングです!!
厚生労働省が発表している障害者雇用状況の集計結果では、精神障害(発達障害)の雇用者数が毎年増加傾向にあり、採用に力を入れている企業が増えています。最新の増加率・数値については、厚生労働省「障害者雇用状況の集計結果」最新版をご確認ください。
また、精神障害(発達障害)の雇用義務化(2018年施行)以降、精神障害(発達障害)の採用数は大幅に増加しています。最新の統計値については一次情報でご確認ください。
精神障害(発達障害)の雇用が不足している企業も多くあり、法定雇用率の引き上げが重なって、企業の立場からでは、精神障害(発達障害)の採用は急務です。
精神障害(発達障害)を患っている方はこのタイミングに、ぜひ人生の選択肢の一つとして考えることをおすすめします。

実際に障害者雇用求人へどのように応募したらいいのか
障害者雇用求人への応募は、大きく分けると3つございます。
一番求人数が多いのは、やはりハローワークです。
障害者雇用の実績は、ハローワーク求人から採用された障害者がカウント対象となっているため、企業はハローワークに求人を載せることがほとんどです。
2と3からの応募に関しては、就労支援事業所と転職エージェントが先に企業と求職者の面接の場を設け、採用直前のタイミングでハローワークへ「指名求人」として対象の求職者専用の求人を作成する流れとなっております。
障害者雇用の就活で大切なのは、自分に合った方法で応募することです。
自分自身の障害特性に対してどのような対策をしていてどのような配慮を求めたいかを説明できる状況であれば、ハローワークや転職エージェントからの応募をおすすめしますが、
自身の障害特性を整理できていないのであれば、就労支援事業所に通所し一度自分自身の障害を整理することをおすすめします。
その理由は、長く継続して働ける職場を探すためです。
精神障害の方は、転職を繰り返してしまう方が多いため、ぜひ人生の選択肢の一つとして考えてみるのはいかがでしょうか。
応募の準備が整ったら、面接でどのような質問をされるかも確認しておくと安心です。
障害者雇用の面接で聞かれる質問と準備のポイントについては、
採用担当と当事者の両側を経験した筆者がまとめた記事を参考にしてみてください。
私自身、人事担当として障害者採用に関わるなかで感じたのは、希望する配慮を整理して伝えることの大切さです。
求職者本人との配慮内容のすり合わせよりも、実際には、求職者から聞いた希望を働く現場へ伝え、「この配慮は対応できるのか」を調整する場面のほうが難しいと感じることがありました。業務内容や現場の状況によっては、希望された配慮への対応が難しく、求職者が求める環境と企業側が提供できる環境が合わないこともあります。
私自身も以前は、障害を隠して一般雇用で働いていました。障害特性が原因だと思われるミスをしても、本当の理由を説明できず、別の理由を作らなければならないこともありました。原因を正しく伝えられないまま叱責や指導を受けることが増え、少しずつ自信を失っていったことを覚えています。
その経験から、私は「障害を隠して働き続ける」のではなく、障害をオープンにしたうえで、自分が活躍できる環境を探すことに考え方を切り替えました。
障害者雇用へ切り替えてからは、障害を隠さなくていいこと自体が大きな安心につながりました。体調が良くないときにも無理に隠さず伝えられ、困ったときにも周囲へ相談しやすくなったと感じています。
まとめ
今回は、以上となります。
障害者の雇用率が引き上げられ続けることは、求職者にとって大変メリットがあります。
現在一般雇用で働かれている方で、障害者を隠している方多いと思います。
ですが、ふとした瞬間にいつ二次障害を抱えてしまうかわかりません。
障害を隠して働くリスクと早期離職の原因については、当事者の経験をもとにまとめた記事もあります。あわせて確認してみてください。
人それぞれ状況もございますが、自分を大切にする働き方を選択することで、大変気持ちも救われます。
私自身そうですが、一般雇用で障害特性から生きづらさを感じていましたが、現在障害者雇用として、オープンに働けている環境のおかげ大変気持ちが楽になりました。
働く時間は人生で一番長い時間を占めています。
その時間幸せに過ごす選択肢を設けることは、決して悪いことではないと思います。

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