こんにちは、たかちゃんです。
発達障害を抱えている方、発達障害を疑っている方へ
みなさんはテレワークでの仕事にやりづらさを感じていませんか?
新型コロナウィルス感染拡大の影響からテレワークが始まった方多いと思います。
発達障害にとっては、テレワークが得意な方と不得意な方ではっきり分かれます。
不得意な方とは、日頃から活動的で家にいるよりも外出することが多い方が多いです。
私も活動的なタイプでテレワークにやりづらさを感じている一人です。
今回は、発達障害当事者が感じるテレワークのやりづらさをご紹介したいと思います。
これから環境を変える方や、在職中の方は自分の悩みと照らし合わせて今後の働き方の参考にしてください!
それではどうぞ!
発達障害にとってテレワークはやりづらい?
先述でも紹介しましたが、発達障害の方はテレワークが得意な方と不得意な方、2つのタイプに分かれます。
得意な方(引きこもりタイプ)
- 日頃から家にいる方が落ち着く
- 対面でコミュニケーションを取ることにストレスを感じやすい
- 変化がないことに安心感を持つ
基本的に、コミュニケーションを取ることが苦手で多動性が少ない方はテレワークに向いていると言われています。出社することで他者からの影響を大きく受けるため、自分のペースを乱されることに大変やりにくさを感じます。
このような方は、自分の落ち着いた環境で黙々と仕事をすることにやりやすさを感じます。
そのため自分のペースを乱されることなく、人のストレスもない自宅で安定して仕事に取り組むことが出来ます。
不得意な方(活動タイプ)
- 家でじっとしていることが苦痛で外出していることが多い
- 人と会話することでストレスを発散している(おしゃべり)
- 変化がないと継続が難しい
コミュニケーションを取ることに苦手意識がなく、出社することで自分のペースを整える衝動性の強い方がテレワークにやりづらさを感じています。
このタイプの方は、対人面では気さくで人当たりがよく、一見では発達障害とは思えない方が多いと言われています。そのため人柄が見えないテレワークでは、特性だけが目立ってしまい本当に仕事しているの?といった印象を抱かれやすいです。
私は活動タイプなため、家に居続けて仕事をすることに大変ストレスを感じております。
では具体的に、活動タイプの方が感じているやりづらさをご紹介します。
集中が出来ず仕事ができない
自宅で仕事をしている時、
集中力が続かないと悩む方は発達障害に関わらず、健常者の方でも悩んでいる方は多いと思います。
では、発達障害特有の悩みとなる要因とは?
それは、目に入る誘惑から注意が散漫になってしまうことです。
具体的に解説すると、部屋で仕事をしていると、
漫画・テレビ・ゲーム・ベット・食べ物・音楽など
自分の気が散りやすいものに目が行き過ぎてしまうため、仕事の優先順位が常に下がってしまいます。
私も実際に自宅で仕事をしていると、やらなければいけないことはわかっていますが、注意が散漫になってしまい、仕事を後回しにしてしまいます…
そのため、仕事の進捗も出社している時と比較すると半分以下になっています。
と考える方もいらっしゃると思います。
一番注目することは、変化がなく常に同じ環境が続くことです。
活動タイプの方は常に変化を求める方が多く、変化のない自宅環境で仕事をし続けることは大変ストレスになるため仕事に飽きてしまいます。その結果、テレワークの期間が長くなるほど仕事へのやる気も失われ、常に仕事を後回しにしてしまうことが、発達障害特有の悩みと考えています。
テレワークでの集中力維持は、発達障害にとって一番の悩みとなります。
自分自身でどのような状況が集中力に影響しているか、しっかりと考える対策が必要です。
「外の空気を吸う為にベランダに出る」「聴く音楽を変える」「作業する場所を変える」など
変化を意識することがポイントです。
私は、スケジュール管理を徹底し60分に1回休憩を必ず行うようにしています。
また注意散漫なときは、誘惑の少ないところに移動し場所を意識することを徹底しています。
社会の流れが著しく変わっていますが、それに合わせた自分なりの対処法も必要になるため、
一人で抱え込ます相談するが大切だと実感しています。
次はその相談に関することを紹介しますね!
チャットでのコミュニケーションは感情が読みにくい
業務の相談やテレワーク中の悩みを相談する際、チャットを利用するか多いと思います。
実際に利用していて感じたことは、「相手の感情がわからない」ことです。
普段出社をしていて相談の際は、相手の表情がわかるためある程度の感情は理解できます。
私は、相手の感情を読むことに苦手意識があるため、文章だけのやり取りでは感情がわからず不安な気持ちを抱えてしまいます。
具体的に解説すると、
テレワーク中に仕事の指摘をされた時、「怒っている」が先行してしまい、その後のやり取りも萎縮してしまうことが多々ありました。
また、文章で相談する際も、伝えたい内容とは別の意味で伝わってしまうことがあり、軌道修正するために電話をすることも多々あります。
特に言語指数が低い方にとっては、この悩みの抱えている方も多いと思いますが、
皆さんはいかがでしょうか?
私は、大切な相談をするときは電話で行い、感情がわかるように対策しています。
この悩みを解決するためには、まずは社会人として自信をつけることが重要でコツコツと成功を積み重ねていくことが大切です。
そのため「相手の感情に左右されずに仕事をすること」が一番のポイントです。
時間はかかると思いますが、頑張っている姿を見てくれている方は必ずいらっしゃいます。
コツコツ積み重ねていくことがこの悩みの根本を解決する対策ではないでしょうか。
続いては、配慮を相談する際のやりづらさを紹介しますね。
職場に馴染めず配慮の相談がしにくい
この悩みは障害者雇用で就職活動している時は盲点でした。
私にとって配慮というのは出社時に想定されるものを考えていましたが、テレワークを想定した配慮に関しては想定していませんでした。
そのため、先述のような「集中力の維持が難しいこと」や「チャットでの相談は感情が読みにくい」など「配慮」と「自身の対策」をテレワーク中に相談することに難しさを感じました。
幸い私は、就労支援事業所の定着支援で第三者へ相談することができ問題は解決することができましたが、テレワーク中に職場で理解者を作ることの難しさを実感致しました。
この悩みを根本的に解決するためには、やはりコミュニケーションではないでしょうか。
仕事の会話だけでなく、雑談の場を設けることやオンライン社内イベントに参加するなど、障害者も社員の一人として行動することが大切です。
そういった行動が自分の理解者を作り転職を繰り返さないきっかけになるため、無理をしない程度にまずは身近の方に、雑談を持ちかけてみましょう。
今回は以上です。
テレワークでの悩みは尽きないですよね。
社会の流れが著しく変わる現在の状況に合わせていくことは、障害者にとって苦痛なものです。
現在の状況を今後の働き方を見直すきっかけと考え、決して諦めることなく一緒に頑張っていきましょう!
その頑張りを見てくれている人は必ずいますよ!!
私はそう信じています。
ありがとうございました。
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