メモをすることを忘れる
何を書いたらいいかわからない
話を聞いていると手が動かない
メモしたことを忘れる
こんな悩みを解決する記事を用意しました。
この記事で紹介する、ADHD当事者のメモ活用法を実践することで、メモを取ることを苦手とするADHDの方でも簡単にメモを活用することが出来ます。
仕事でメモが取れず上司に叱られてしまっている方の悩みを解決する悩みとなっておりますので、ぜひ読み進めてみてください!
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それではどうぞ!
そもそもメモが取れない理由とは?
メモが取れないと悩むADHDの方多いと思います。
私も実際苦手としています。
その要因は、私の経験から同時作業ではないかと考えます。
「メモを取ること」「話を聞くこと」この二つの同時作業が苦手ではないですか?
この同時作業が出来ずメモが取れないことを念頭に置いてください!
そこから「なぜメモが必要なのか」目的を理解することから始めましょう!
メモを取ること目的はADHDの生きづらさ解消?
メモを仕事で活かすことはもちろんですが、自身の生きづらさを解消することを目的に考えてみましょう!!
また、ADHDの頭の中を整理整頓することも目的の一つです。
言われたことを書くことだけでなく、自分の頭を整理するためのメモを始めてから私生活でも生きづらさが解消されました!
まずは「メモ=仕事」ではなく「メモ=生活」と考えてみましょう!
メモを取ることによる3つのメリット
ADHDにとってメモを取りことはこのようなメリットがあります。
3つのメリット
1.記憶に定着しやすい方法を知ることができる
2.習慣化すると頭の中を整理整頓することができる
3.話の要点を掴む癖がつく
メリット1:記憶に定着しやすい方法を知ることができる
ADHDは視覚優位と聴覚優位に分かれると就労支援で学びました。
視覚優位の場合は目で見たものの記憶が残りやすく、聴覚優位の場合は、耳で聞いたものの記憶が残りやすいとのことです。
まずは、自分がどちらのタイプか確認してみましょう!
このタイプを確認することで「忘れること」を防ぐ対策になります!
視覚優位の方は、書くことを優先して行う
聴覚優位の方は、聞くことを優先して行う
それぞれメモのタイミングを優位タイプに合わせて行うことがポイントです。
メリット2:習慣化すると頭の中を整理整頓することができる
日常生活でメモを書く習慣をつけたことで、頭の中を常に整理整頓することができるようになりました。これは、メモというアウトプットが効果的であったと実感しています。
メモを書く前は、常に頭の中が情報でいっぱいになりキャパオーバーになっていました。要するにインプットのみでアウトプットを行っていなかったことが、このような状態を引き起こしていました。
「メモはアウトプット」これがポイントです。
何のために書いているかわからない状態では、メモすることを忘れてしまいます。
まずは目的を自分なり整理することが大切です!
メリット3:話の要点を掴む癖がつく
人の話を聞くことが苦手なADHDの方にとっては、
相手の話していることが理解できず何を書けばいいのかがわからず悩んでいませんか?
私も相手の話を理解出来ず、結果メモを書かないで終わることが多々ありました。
趣旨や要点を集中して聞くことを意識したことで、メモを取ることだけでなく第三者と会話をする際に、趣旨と要点を意識する習慣がつくようになりました。
「メモを取ること」を第一に考えるのではなく、話の趣旨や要点を聞くことが大切です。
最初は難しいと思うので、直接趣旨を聞いてみることも一つの方法ですよ!
話の趣旨や要点が掴めるようになると、コミュニケーションでの問題も解決されるため大変効果的な習慣になりました。
【実践】ADHDのおすすめメモ活用法!3つのポイント
以上では、メモをとるメリットを紹介してきました。
これからは、実際にADHDがメモを活用するポイントをご紹介したいと思います。
以下のポイントは私も実践している内容です。
3つのポイント
1.書く項目を事前に決める
2.数字・日付を意識する
3.メモを取る間を相手に伝える
ポイント1:書く項目を事前に決める
相手の趣旨や要点を聞くことが大切と説明しましたが、それをどうやって書くかわからない方は、事前に書く項目を決めておきましょう!
例えば、
「依頼された日付」「依頼相手」「業務カテゴリー」「優先度」「目的」「納期」「注意点」
このように事前に項目を作りましょう!ちなみにこれが話の要点です。
書く項目が決まっていれば、最低限何を聞いてメモを取ればいいかがわかりますよね!
この目的は、「どの情報があれば悩まず仕事が出来るか」です。
話の全てを聞いていては何を書いていいかわかりませんよね、
事前に聞く項目をまとめておけば何をかけばいいかは解決されます!
ポイント2:数字・日付を意識する
相手の話を聞くときは、必ず数字と日付は意識することです。
その理由は、数字と日付の情報があれば、スケジュール管理がしやすくなるからです。
「そりゃそうだろ!」と思う方も多いと思いますが、
実際これを書けている人って少ないですよね。
優先順位を考えることはADHDにとって大変苦手としているため、
依頼された場で聞いたことに対して差ほど重要視していないため、聞いても忘れるが多いと思います。
まずは、数字と日付を確認して「今言われたことはどれくらい重要なことなのか」を理解するために必ず書くようにしましょう!
ポイント3:メモを取る間を相手に伝える
「聞いていると手が止まり、手が動くと話が聞けない」で悩む方多いと思います。
ADHDは同時作業が苦手なためこの場合は、先述で紹介した視覚優位と聴覚優位のタイポごとに行動を変えてみましょう!
視覚優位の方
相手の話の間に質問を挟んでメモを書く間を作りましょう!
その際、メモを書かせてくださいと一言添えることがポイントです!
まとめて聞いて書くのではなく、細かく聞いて書くことを意識しましょう!
聴覚優位の方
メモを取ることを意識しすぎると相手の話を聞けなくなってしますので、
まずは、相手の話を聞くことを優先しましょう!相手の話が終わってからメモをまとめて書きその際も、メモにまとめるので少々お持ちくださいの一言がポイントです!
まとめる時は自分が最低限必要な情報があるかどうか意識しましょう!
メモを取る目的を理解することが一番重要!
メモが出来ないことはADHD特有の症状も理由の一つですが、
「出来ない」「苦手」といった意識を強く持っていることが改善されない要因です。
まずは、目的を理解して自分なりに取り組んでみること!
目的を理解して今回紹介した手順を、自分なりにアレンジして実践してみましょう!
ADHDがなぜ生きづらさを感じているかは、下記の記事で紹介しています。
是非ご覧ください。
コメント
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